こんにちは。
錦糸町ミント歯科クリニックです。🦷✨
本日は、『義歯やインプラントなど補綴装置の使用でタンパク質の
というテーマでお話をしたいと思います。
私たちの体を構成する要素のほとんどがタンパク質です。
ヒトの身体は、60%の水分とその他の40%で構成されており、
その成分は、主に筋肉や臓器の構成に役立っています。
どの年代においても、とても重要な栄養素と言っても過言ではあり
タンパク質の低摂取は、筋肉量の低下にも繋がるため、近年話題に
実はこれまでにも、残存歯数によるタンパク質の摂取量変化に関す
しかし、義歯やインプラントなどの補綴装置の使用で、タンパク質
今回は、その研究結果に関する貴重なデータを基に、紹介していき
[研究の背景]
高齢者は筋肉量の低下により、オーラルフレイル(身体的・精神・心理的、社会的な衰弱や虚弱)やサルコペニア(筋肉量や筋力の低下による身体機能の低下で)の
そのため、筋肉量を維持するには、普段からの適度な運動も去るこ
今までの研究では、歯を多く失っている人が
タンパク質の摂取量が減少することが明らかになっています。
しかし、義歯などの補綴装置の使用でタンパク質の摂取量にどのよ
調査することになりました。
[研究の主な対象とその方法]
2019年に実施された日本老年学的評価研究に参加された高齢者
・歯の残存歯数(20本以上/10~19本/0~9本)
・義歯、ブリッジ、インプラントといった補綴装置の使用
の関係性を調査しました。
それと共に、残存歯数の少ないことによるタンパク質摂取量の減少
[研究の結論]
この研究の結果、74歳以上の高齢者およそ2,000人を対象と
しかし、同様の人でも補綴装置を使っている人ではタンパク質の摂
つまり、多くの歯を失った高齢者において、
義歯やブリッジ、インプラントなどの補綴装置を使用することによ
[研究結果を参考に]
高齢者の歯の喪失は、有病率の高い健康問題のひとつであり、様々
歯の喪失は不可逆的な状態ではありますが、義歯やブリッジ、イン
未然に防げる可能性があるのです。
歯を喪失してそのまま放置するのではなく、義歯やブリッジ、イン
錦糸町ミント歯科クリニックでは、患者様お一人おひとりに適した
何かございましたらいつでもご相談ください。