みなさんこんにちは、ようやく暖かくなってきましたね☀️
桜も散り、これからは梅雨までの間の心地よい気温が楽しみですね。衣替えの時期でもありますが、体を冷やさないように、体調の管理も引き続き注意して行きましょう。
仕事や学校が落ち着いてきた方は久しぶりであれば歯科検診、クリーニングにいらしてみてはどうでしょうか。
今回のブログでは、歯を失った後の治療の一つである義歯、いわゆる入れ歯を皆様にご紹介させていただこうと思っております。
入れ歯についてはどのようなイメージがありますでしょうか。あまり良いイメージを持たれる方は少ないと思いますが、日常の生活、また、口腔内で他の歯を守る大切な役割を果たすこともおおいにあります。自分には縁がないな、と思われる方にも一読していただければ為になることが多いと思います。最後まで目を通していただければ幸いです。
入れ歯を簡単に説明すると、歯を失ってしまった箇所に対して、人工の歯と歯茎の色に似せたレジン(プラスチックのような物です)でスペースを補う物のことです。
その安定を図る為に前後の歯、もしくは前歯の後ろや上あごを跨いで反対側の歯に金属のワイヤーのようなバネをかけます。入れ歯の部分で受ける噛む力はそのバネがかかる歯、もしくは失ってしまったスペースの歯茎に負担がかかります。そのため他の歯に余分に噛む力がかかってしまい、ダメージを与えてしまうデメリットがあります。
また、見た目的にもワイヤー部分が目に見える範囲にどうしてもかかってしまうことが多かったり、物としてはかなり大きなサイズのものを装着することになるため、装着時や咀嚼時の違和感や痛み、喋りづらくなってしまったりします。そのため、治療の第一選択になることは少ないです。
しかし、メリットとしてはやはりご飯をしっかり咀嚼して食べることができること、歯の失った部分が多い場合にも対応可能であることや、比較的少ない来院回数でできあがること、保険適応であることなど多くあります。保険適応外の入れ歯については次回以降のブログで説明しますね。
ここからは皆様があまり知らない入れ歯の大きな役割かと思います。実は入れ歯の活躍するのは、ただ噛むだけでなく、その歯を失った部分に向かって前後の歯や、噛み合わせの歯が動いてしまうことを防ぎます。皆様が思っている以上に歯はすぐ動いてしまうのです。そのためインプラントの歯が入るまでに一時的に入れ歯を使用したりすることもよくあります。
以上が入れ歯の簡単な説明と紹介になります。少しは入れ歯に関するイメージがクリアになったでしょうか。今後も入れ歯に関する記事が上がると思いますのでそちらもお読みいただければと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。