みなさんこんにちは!
錦糸町ミント歯科クリニックです。大寒(1月20日)はあっという間に過ぎ去りましたが寒い日々が続き、春の足音に感づくまではもうしばらくかかるでしょうか。体調崩さないように気を付けましょう。
本日のテーマはインビザラインについてです。一度は耳にしたことがあるでしょうか。
簡単に説明するとマウスピースを用いての矯正治療のことです。
従来主流でした、歯にワイヤーをかけて行う矯正治療の欠点であった“金属のワイヤーが見える”、“矯正装置に食べ物が挟まる”等を補う形で登場しました。
インビザラインのマウスピースは透明で見た目を気にする必要はありませんし、着脱可能な装置です。2000年代前半にアメリカで放送されたドラマ“アグリーベティ”のワンシーンには、“残業代を貯めたらインビザラインできるかもね”というセリフがあり、以前は手が届きづらかった憧れの治療が近年だいぶ身近になってきました。
少しだけインビザラインの矯正治療について説明させていただきます。
インビザラインの治療にあたって、まず口腔内の状況を光学印象というデジタルでの記録、口腔内・願望の写真撮影を行います。(クリニックによっては従来通りの型取りの場合もあります)。
その後、矯正専門医、インビザライン認定ドクターでの治療可能かどうかの審査を行います。
治療可能であれば、矯正治療終了後の歯並びの3Dのイメージ図を患者様それぞれに見ていただき、そのシミュレーション像に向かって治療開始となります。治療にあたって、歯の表面には一見わからない程の大きさの白い突起をレジンという材料で付与します。その突起がマウスピースの歯を動かす力を歯に伝えることで歯を移動させます。その突起は矯正治療後にきれいに除去することができますのでご安心ください。
マウスピースは1日20時間ほど装着していただきます。もちろんお食事の際、歯磨き時は外していただいて構いません。
もちろんメリットしかないように感じられるインビザラインですが、聞いたことある人もいるでしょうか、全ての症例に適しているわけではありません、また、思うように歯が動かない場合もあります。その場合、ワイヤー矯正に切り替えないといけない場合もあります。ですが、当院にはワイヤー矯正に精通した矯正専門医の先生もいらっしゃいますので様々な状況に応じて対応可能です。
長い文章ここまでお読みいただきありがとうございます。皆様の頭の中にあったインビザラインのイメージは少し明確になったでしょうか。分からないことあればいつでもお問い合わせください。