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歯の神経を抜くってなに!?根管治療は根気強く!

こんにちは。錦糸町ミント歯科クリニックです。

”根管治療”という言葉をご存じでしょうか?

”歯の神経を抜く”と、わかりやすいように説明させていただくことがありますが、なぜ歯の神経を抜かないといけないのでしょうか?

当院にも、『以前前の歯医者さんで神経を抜いたが、実際何をされたのかよくわからない』といった方がたくさんいらっしゃいます。

今回はそんな”根管治療”について説明します。

むし歯が進行すると

むし歯が進行すると、細菌が歯の内側にある歯髄(歯の神経と血管の集まり)を侵し、強烈な痛みや頬の腫れを引き起こします。

そのまま放っておくと、最終的には歯を抜かなければならなくなるため、”根管治療”が必要となります。

 

  • 根管治療とは?

ムシ歯が歯髄まで進行していたり(C3 以上)、歯の根が病気になった場合に行う治療法です。細菌に感染した歯や神経を徹底的に殺菌、除去し、症状が重度な場合は外科的処置も行います。

  • ★根管治療は根気強く!

歯の根は、人それぞれ形が違い、複雑な構造になっているため、細菌を完全に取り除くことは非常に困難です。

もしも細菌を残した状態で詰め物や彼せ物をしてしまうと、根の中で細菌が増殖して後から症状が悪化するケースもあるため(最悪の場合は抜歯になることもあります)、根管治療はじっくり時間をかけて丁寧な処置を行う必要があります。

特に細かな部分は念入りな処置が必要です。

 

 

 1,根管治療 

感染した歯髄やボロボロになった象牙質、たまった膿などを丁寧に取り除さ、清掃と消毒を繰り返します。

通院回数は1〜4回が多いです。痛みはこの時点で治まります。

 

 2.根管充填

清掃・消毒した歯根管に防腐剤を詰めて密閉することで、周囲への感染を防ぎ、歯の機能を維持させます。

通院回数は1回で、細菌が侵入しないよう密封します。

 

 

 3.補綴治療

土台になる柱を作って、被せ物(クラウン)を装着します。

咬み合わせに問題がなければ治療は終了です。

通院は2〜3回で、根っこの炎症が強い場合は仮歯でしばらく様子見ることもあります。

被せ物の種類は、メタルやセラミックなど様々な種類があります。

 

 4,定期檢診

根管治療を施した歯がしっかり機能しているかどうか、再発していないかどうか、定期的に確認します。

通院は、3ヶ月~半年ごとに1回は確認します。

根管治療は処置後が肝心です!

 

 

まとめですが、根管治療は、細心の注意と労力、時間が必要となります。

一回で治療が終わればよいのに、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ご自身の大切な歯を残すために根気よく最後まで通院しましょう。

 

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