みなさん、こんにちは(^^)
最近、梅雨入りを感じるようなお天気が続きますね。
今回は、低気圧と歯の痛みの関係性についてお話ししたいと思います。
季節の変わり目やどんより天気の日には、『気圧の変化』が身体に影響を及ぼすことがあります。
なんだか、雨の日はだるいなぁ…雨の日は決まって頭が痛くなる…ご自身のこんなご経験や、周りの方が言っているのを一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
この低気圧が歯の痛みを引き起こす可能性があるのをご存知でしょうか?(※個人差があります)
もしそうならば、なぜ低気圧で歯の痛みは起こるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
そもそも低気圧とは、大気圧が通常よりも低くなる気象現象のことを指します。
この低気圧によって、体内の血液の循環や酸素供給に影響が出ることがあります。脳内の毛細血管の収縮により頭痛が引き起こされたり、血液の巡りの悪さで身体の気だるさが出ることがあるようです。
歯の痛みも、例外ではありません。低気圧による血液循環の変化がひとつの原因にとして挙げられます。
歯の内部には、神経と血管が存在しており、これらが外からの刺激(=冷たい・熱い・硬い・柔らかい・痛いなど)を感知する役割を担っています。
低気圧が起こると、気圧の変化によって血管の拡張・収縮が起こります。この血管の変化が神経に刺激を与え、歯の痛みを引き起こすことがあるのです。
逆に、飛行機に乗っていたら…山を登っていたら…歯が痛くなった!という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
これは高気圧な状態で、血管が膨張し歯の内部の圧力が高まって痛みを引き起こしているのです。
つまり逆の変化(=低気圧の状態)のときも同じように変化が起こっているのです。
低気圧による歯の痛みは、以下のような症状がでることがあります。
1)鈍痛やひどい痛みが発生する
2)歯がしみる感覚がある
3)冷たい飲み物や食べ物で痛みを引き起こす
ただし、これらのような症状がある場合、低気圧だから…と放っておくと後に更にひどく痛みが発生してしまうこともあります。
歯の痛みが低気圧によるものかどうかを確認するためにも、異常を感じたら専門家(=歯科医師)の診断を受けることをおすすめします。
当院では、患者様お一人おひとりのお悩みに寄り添い、丁寧にカウンセリングし、どんな時にどんな問題があるのか?を明確にしていきます。そして長期的に健康な状態を作ることができるよう様々な視点から診察し治療をご提案いたします。
今回は「低気圧による歯の痛み」という視点でお届けしました。
痛みが生じた際、一時的なものである場合もありますが、症状が長期間続く場合や激しい痛みがある場合は、早めに受診することをおすすめします。また、将来の歯の健康を保つために、定期的な歯科検診も忘れずに(^^)
それでは、低気圧と歯の痛みの関係についてのお話でした。
皆さんが健やかな歯を保つために錦糸町ミント歯科では様々な情報を発信しております!また、少しでも気になることがあればお気軽にご相談ください。