こんにちは😊錦糸町ミント歯科クリニックです🦷
今日は小児矯正について紹介いたします。
【子どものうちからできること】
歯科小児矯正のメリットと始めるタイミングは?
お子さまの歯並びやかみ合わせ、気になっていませんか?
最近では、小学生のうちから矯正治療を始めるお子さんが増えており、「小児矯正」という言葉も少しずつ一般的になってきました。ですが、「いつから始めたらいいの?」「どんな装置を使うの?」「痛みはあるの?」など、不安や疑問も多いと思います。
そこで今回は、小児矯正の基本的な情報と、そのメリット、始めるタイミングについてわかりやすくご紹介します。
【小児矯正って何をするの?】
小児矯正とは、成長期の子どもに対して行う歯並びや顎の成長を整えるための矯正治療のことを言います。大人の矯正が「歯をきれいに並べること」を主な目的とするのに対し、小児矯正では「歯が正しく並ぶための土台=顎の成長やバランスを整えること」が目的になります。
例えば、上あごが小さくて永久歯が生えるスペースが足りない場合には、拡大装置を使って顎の成長とともに広げていきます。
【小児矯正のメリット】
小児矯正の大きなメリットは、成長を利用して無理なく治療ができることです。顎の骨がやわらかく成長している時期であれば、装置の力で自然にバランスのよい状態に導くことができます。
また、以下のような効果も期待できます。
• 永久歯が正しい位置に生えやすくなる
• 歯を抜かずに済む可能性が高くなる
• 将来的な本格矯正が不要、もしくは簡単になる
• 顔立ち・輪郭のバランスが整いやすい
• 発音や噛み合わせの改善
• 口呼吸や舌癖などの悪習癖の予防
これらの効果は、単に見た目を整える審美面だけでなく、口腔の機能面に加えお子さまの成長、または健康全体に大きく影響します。
【いつから始めるのがいい?】
一般的に、小児矯正の開始時期は6〜8歳頃が目安と言われています。これは、乳歯から永久歯に生え変わり始める時期であり、顎の成長も活発な時期だからです。
もちろん、個人差があるため、矯正が必要かどうか、いつ始めるのが適切かは専門医の診断が必要です。気になる場合は、まずは「矯正相談」を受けてみることをおすすめします。
【使用する装置について】
小児矯正では、取り外し式の「拡大床」をはじめ、症状に応じてさまざまな装置があります。
多くの場合に使用される「拡大床」ってどんな装置?
お子さまの歯並びがデコボコしていたり、前歯が重なって生えてきたりすると、「このままで大丈夫かな?」と心配になりますよね。そんなときに使われる代表的な矯正装置が 「拡大床(かくだいしょう)」 です。
拡大床とは、顎の幅を少しずつ広げるための取り外し式の装置で、
主に6〜12歳くらいの成長期のお子さまに使われます。上あご・
下あごの成長をコントロールしながら、
永久歯がきれいに並ぶスペースを確保するのが目的です。
装置の中央にはネジが付いており、専用の器具で週に数回少しずつ回していくことで、顎の骨を左右に拡げていきます。痛みはほとんどなく、無理なく治療ができるのも特徴です。
また、食事や歯みがきのときには取り外せるため、
衛生的で虫歯になりにくいというメリットもあります。ただし、
装着時間を守ることはとても大切です。
装着する時間が短かったり、
使用することができないと効果が得られないためお子さま本人の協
力も必要な治療です。
拡大床は、歯を抜かずに歯並びを整えることができる可能性が高いため、**「将来の本格矯正が不要になった」**というケースも少なくありません。
またその後、ワイヤーを装着するII期矯正が必要になった場合にも、スムーズに治療を進めていくことできます。
【最後に】
お子さまの歯並びやかみ合わせの問題は、成長に伴って自然に治る場合もありますが、放っておくと将来的に治療が大掛かりになってしまうこともあります。小児矯正は、まさに「今しかできない」治療です。
当院では矯正相談を無料で行っております。お気軽にスタッフにお声がけいただき、ぜひご相談ください。
お子さまの未来の笑顔を守る第一歩になるかもしれません。